生涯学習講座パンフレット2024
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- 講座名/講師/プロフィール
内容
曜日/時間/回数/日程/受講料
『昭和天皇実録』は昭和史の謎を解いたか ―外交文書から読み解く「大東亜戦争」終結への道― 〈多摩〉講座コード 10411
さ とう
もと えい
佐藤
元英
『昭和天皇実録』は昭和史の謎を解いたか
―外交文書から読み解く「大東亜戦争」終結への道―
元中央大学文学部教授
中央大学政策文化総合研究所客員研究員
春期:1、東條内閣の終戦構想なき戦争指導
2、戦時下の日独ソ関係の変容
3、
「支那事変」処理と重慶攻略
4、小磯内閣の戦争終結の模索
5、欧州戦局とヤルタ会談情報
6、早期和平論̶東郷茂徳・吉田茂・幣原喜重郎̶
秋期:1、鈴木内閣の戦争終結の始動
2、日ソ交渉による終戦工作
3、ソ連の対日宣戦布告
4、欧州中立国を舞台とした和平工作
5、ポツダム宣言受諾経緯
6、最後の御前会議と終戦の詔勅
対象
おい かわ
じゅん こ
及川
淳子
春期 6 回
4 / 12、4 / 26
5 / 10、5 / 24
6 / 7、6 / 21
◆受講料(税込)17,160円
秋期 6 回
9 / 20、10 / 4
10 / 18、11 / 8
ご興味のある方ならどなたでもご参加いただけます。
11 / 22、12 / 6
◆受講料(税込)17,160円
テキスト レジュメを配付します。 ◆定員:25 名
※毎回 10 分程度の質問時間を用意します。
※参考図書 講座の中で適宜関係文献を紹介します。
大学で学ぶ大人のためのリテラシー 「中国社会のリアル」を読み解く
金曜日
13:30∼15:00
〈多摩〉講座コード 12014
大学で学ぶ大人のためのリテラシー 「中国社会のリアル」を読み解く
国際社会における中国の影響力が拡大し、習近平政権の動向も注目される中で、
「中国社会のリアル」について理解することが求められています。「中国」について
客観的に理解し、知識や知見を活用することは、一種のリテラシーといえるかもし
れません。
この講座では、「等身大の中国」について理解を深めることを目的として、特に
「社会」に焦点を当てます。世相を象徴する流行語、キーワードなどを紹介しながら、
ライフスタイルや価値観の変化などを中心に、中国社会の変貌について解説します。
日本と中国は政治体制や社会制度が異なりますが、隣人として相互理解をさらに
深める必要があります。受講生のみなさんの「知りたいこと」に関してもできるだ
けお答えしたいと思います。みなさんとご一緒に、生活者の視点で「中国」に対す
る知識や観点をアップデートしたいと思います。
第 1 回:中国社会を読み解くキーワード
第 2 回:人々の暮らしを読み解くキーワード
日本大学大学院総合社会情報研究科博 第 3 回:日本と中国について考えるキーワード
中央大学文学部教授
士後期課程修了、博士(総合社会文化)。
外務省在外公館専門調査員(在中国日
本大使館)、桜美林大学専任講師、NHK
ラジオ講座「おもてなしの中国語」講
師等を経て、現職。
対象
テキスト
どなたでもご参加いただけます。講義では中国の流行語を取り上げま
すが、中国語の学修歴は問いませんのでご安心ください。
が
の
い
加賀野井
しゅう いち
秀一
中央大学名誉教授
高知市生まれ。中央大学大学院仏文学
研究科、パリ大学大学院で学ぶ。中央
大学名誉教授。専攻はフランス現代思
想、哲学、言語学、メディア論、日本
語学。著書に『メルロ=ポンティ』(白
水社)、『20 世紀言語学入門』(講談社)、
『日本語は進化する』(NHK ブックス)
など。
春期 3 回
5 / 11、6 / 8、7 / 13
◆受講料(税込)9,570 円
レジュメを配布します。
◆定員:25 名
日本語と思考との深い関係性を探る −感情的な日本語−
か
土曜日
10:30∼12:00
〈多摩〉講座コード 10021
日本語と思考との深い関係性を探る −感情的な日本語−
本年度の講座では、
「日本語」と「思考」との具体的な関係を明らかにしてみましょう。
私たちはあまり意識していませんが、漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字と字
母を4つも使い、漢語と和語とが共存し、カタカナ語が氾濫する日本語は、じつに
ユニークな存在です。この言語を使うと、私たちはどういうものの見方をするよう
になるのか、また、そこに由来する光と影とはどのようなものなのか、ご一緒にじっ
くり考えてみたいと思います。
ことば一般に興味のある方、短歌・俳句・小説などの実作者の方、外国語にたず
さわる方々も、ふるってご参加ください。
春期
第1回 日本語はどんな言語なのだろうか? ー 字母や系統をめぐって
第2回 沈黙の言語 ー 以心伝心とコノテーション
第3回 日本語は二重言語である。
第4回 音読み、訓読み、熟字訓、キラキラネーム
秋期
第1回 和語と漢語
第2回 漢字にはなぜたくさんの読み方があるのか
第3回 漢字とかなとの身分差について
第4回 男女ことばとジェンダー問題
対象
テキスト
ことばに興味をお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。
レジュメを配布します。
◆定員:25 名
21
火曜日
13:30∼15:00
春期 4 回
4 / 23、5 / 14
6 / 4、6 / 25
◆受講料(税込)12,100円
秋期 4 回
9 / 24、10 / 8
10 / 22、11 / 12
◆受講料(税込)12,100円
総合講座/多摩キャンパス
中央大学大学院文学研究科博士後期課
程満期退学。1977 年外務省外交史料館
勤務、1991 年宮内庁出向昭和天皇実録
主任研究官、1995 年駒澤大学文学部教
授、2004 年中央大学教授。著書に『近
代日本の外交と軍事』(吉田茂賞)、『外
務官僚たちの太平洋戦争』(NHK ブッ
クス)など。
東条英機内閣期の早期和平論からポツダム宣言受諾により終戦に至る、日本の戦争
終結への努力の跡を、外務官僚の終戦工作を通して明らかにします。
外務省では昭和 17 年 11 月より 20 年 5 月まで、週報的な「世界情勢の動向」の
極秘情報を内部資料として作成していますが、そこに収められた欧州戦況や各国の動
向の記事を紹介するとともに、極東国際軍事裁判の後に作成されたオーラル・ヒスト
リーの『GHQ歴史課陳述録』の外交官たちの証言をもとに、困難を極めた平和への
努力の姿を検証します。
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